IMRTで治療された乳房切除術後の乳癌患者の臨床転帰に対するボーラス投与の影響:中華人民共和国のデータ。

原題
The impact of bolus on clinical outcomes for post-mastectomy breast cancer patients treated with IMRT: data from China.
背景:この研究は強度変調放射線療法(IMRT)における胸壁ボーラスにより乳房切除後の乳癌患者の臨床結果がどのように影響されるかを調査する。
方法:2014年から2019年の間に青島大学付属病院で浸潤癌患者を対象に後ろ向き研究を行った。患者を毎日ボーラス治療を受けた患者と受けなかった患者の2群に分け、再発率、全生存率、無病生存率、皮膚毒性、遅発性放射線肺炎について評価した。
結果:研究には529人の患者が含まれ、48%がボーラス投与を受けた。この投与は、局所再発、局所領域再発、無病生存率、全生存率、皮膚毒性、または遅発性肺炎を有意に改善しなかった。
結論:IMRT技術は低い再発率を示すが,毎日の胸壁ボーラスは乳房切除後の乳癌患者の臨床結果を改善しなかった。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02456-z
PMID: 38807176

コメント

タイトルとURLをコピーしました