ワルデンシュトレームマクログロブリン血症患者の簡易リスク層別化モデル。

原題
Simplified Risk Stratification Model for Patients With Waldenström Macroglobulinemia.
背景:ワルデンシュトレームマクログロブリン血症(WM)患者の転帰は大きく異なる。新しい治療法と遺伝的因子が現在定期的に評価されているため、現在の予後パラメータを再評価する必要がある。
方法:同研究者らは、治療歴のないWM患者889人の医療記録を調査して、全生存の予測臨床マーカーを特定し、このデータを用いて新しい予後モデルを作成した。
結果:年齢,乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)値および血清アルブミン濃度はいずれも独立した予後因子であった。これらのパラメータを用いて、同研究者らは5年生存率が異なる4つの異なるリスク群を特定するスコアリングシステムを作成し、後に別の患者群で検証した。
結論:年齢,アルブミン,及びLDHを利用した新しいモデルは,WM患者のリスクを層別化するための簡単で効果的で有効な予測システムを提供した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02066
PMID: 38788183

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