原題
Safety and Efficacy of CT041 in Patients With Refractory Metastatic Pancreatic Cancer: A Pooled Analysis of Two Early-Phase Trials.
固形腫ようにおけるclaudin18.2を標的とするキメラ抗原受容体T-cell療法であるCT041を以前に治療した膵癌患者に対して検討した2つの臨床試験の結果を解析した。
方法:第I/Ib相試験では、進行したPC患者24名を対象に、CT041の安全性、忍容性、有効性、薬物動態および免疫原性を評価した。
結果:血液毒性は最も一般的な重篤な有害事象であったが、サイトカイン放出症候群およびGI障害は最も一般的な低グレードのイベントであった。全奏効率および疾患制御率は、それぞれ16.7%および70.8%であった。無増悪生存期間中央値は3.3ヵ月、全生存期間中央値は10.0ヵ月であった。
結論:CT041は、転移性PC患者において有望な抗癌効果と忍容可能な安全性プロファイルを示し、さらなる研究が必要である。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02314
PMID: 38788174
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