原題
CEACAM5-Targeted Immuno-PET in Androgen Receptor-Negative Prostate Cancer.
背景:侵襲性神経内分泌前立腺癌(NEPC)を含むアンドロゲン受容体(AR)陰性前立腺癌の検出は、典型的なマーカーの欠如のために困難である。癌胎児性抗原関連細胞接着分子5(CEACAM5)の増加がNEPCで認められている。
方法:CEACAM5を標的とした免疫PET剤を開発した。CEACAM5の発現を種々の前立腺癌細胞株で評価した。抗体ラブツズマブを放射性標識し、画像化のために異種移植前立腺癌モデルに適用した。
結果:高いCEACAM5発現はNEPC細胞株H660で見出され、より低いレベルはAR細胞株PC3およびDU145で検出された。AR陽性細胞株LNCaPでは検出されなかった。イメージングはH660およびDU145を描写することができたが、LNCaPは描写できなかった。
結論:Labetuzumabを用いた免疫PETイメージングはAR前立腺癌の診断に有望であると思われる。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.123.267107
PMID: 38782457
コメント