原題
A Phase 1 dose escalation and expansion trial of the next-generation oral SERD camizestrant in women with ER-positive, HER2-negative advanced breast cancer: SERENA-1 monotherapy results.
背景:SERENA-1試験では、ER+、HER2-の進行乳がんを有する閉経前および閉経後の女性を対象に、新薬であるcamizestrantを調査した。安全性、忍容性、および適切な臨床評価用量の特定に焦点を当てた。
方法:転移性または再発ER+、HER2-乳癌を有する18歳以上の患者は、様々な用量範囲で治療を受けた。安全性、腫瘍の有効性、薬物動態、およびESR1m循環腫瘍DNAレベルへの影響などの側面をモニターした。
結果:camizestrant単独治療を受けた108人の患者のうち、93人が主にグレード1または2の副作用を経験した。有効性は、複雑な症例および以前の治療を含むすべての用量にわたって観察された。
結論:Camizestrantは患者に対して忍容性があり、有効な経口治療の代替法を提示している。その薬物動態は1日1回の投与を支持している。この研究では、その後の試験に適した3つの用量が特定された。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2024.04.012
PMID: 38729567
Open Access
コメント