原題
Pembrolizumab monotherapy for high-risk non-muscle-invasive bladder cancer without carcinoma in situ and unresponsive to BCG (KEYNOTE-057): a single-arm, multicentre, phase 2 trial.
背景:KEYNOTE-057試験では、BCGに反応せず、根治的膀胱切除術に消極的または不適格な高リスクの筋層非浸潤性膀胱癌患者の治療におけるペムブロリズマブの有効性と安全性を評価した。
方法:第2相試験は、ペムブロリズマブを最大35サイクル投与された14ヵ国54施設の患者で構成された。12ヵ月間の無病生存率または疾患の進行を主要評価項目とした。
結果:治療後、12か月の無病生存率は43.5%であった。患者の73%に治療関連の副作用があり、14%が重度の副作用を経験した。大腸炎が最も一般的な重度のイベントであった。
結論:ペムブロリズマブは有望な癌抑制活性と管理可能な毒性を示したため、この患者集団に対して実行可能な治療選択肢となる可能性があり、さらなるランダム化比較試験が待たれる。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00178-5
PMID: 38740030
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