転移性尿路上皮癌における免疫療法のブーストとしてのニボルマブ+イピリムマブ:非ランダム化臨床試験。

原題
Nivolumab + Ipilimumab as Immunotherapeutic Boost in Metastatic Urothelial Carcinoma: A Nonrandomized Clinical Trial.
背景:高用量イピリムマブをニボルマブに追加すると、化学療法後に後者で治療されることが多い転移性尿路上皮癌(mUC)の治療が改善されることが研究で示されている。
方法:新しい治療計画に対する反応率を計算するために,mUC患者の間でドイツとオーストリアの26施設で2コホート第2相非無作為化試験を行った。
結果:結果は、コホート1の一次治療において新規治療による客観的奏効率の改善を示したが、二次/三次治療の奏効率はニボルマブ単剤療法と比較して改善しなかった。
結論:肯定的な初期の結果にもかかわらず、より多くの進歩イベントは、第一選択治療としてのこのアプローチに対する注意を示唆している。高用量のイピリムマブを追加することで、mUC患者の腫瘍反応と生存率を改善できる可能性がある。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2024.0938
PMID: 38722641

コメント

タイトルとURLをコピーしました