原題
Frequent Amplification and Overexpression of PSMA in Basallike Breast Cancer from Analysis of The Cancer Genome Atlas.
背景:prostate-specific membrane antigen(PSMA)の過剰発現は非前立腺癌でよく見られる。乳癌に対するPSMA標的放射性医薬品の可能性を検討した。
方法:998人の乳癌患者からのデータを、PSMAコピー数、トランスクリプトームおよび蛋白発現に関して分析した。
結果:PSMAは、他のサブタイプ(16%および17%)と比較して、基底様乳癌(BLBC)(32%)でより頻繁に増幅された。それは、BLBCにおいてより高い発現およびタンパク質レベルを示し、BLBC患者におけるより長い無再発および無遠隔転移生存期間と関連していた。
結論:BLRCにおけるPSMAの過剰発現は、この攻撃的な乳癌サブタイプに対する潜在的な治療戦略として、PSMAを標的とする放射性医薬品のさらなる研究を支持する。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.123.266659
PMID: 38664014
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