原題
Randomized Trial of Prostate-Specific Membrane Antigen PET/CT Before Definitive Radiotherapy for Unfavorable Intermediate- and High-Risk Prostate Cancer (PSMA-dRT Trial).
背景:本研究では、中等度または高リスクの前立腺癌に対する根治的放射線療法の前に、前立腺特異的膜抗原(PSMA)PET/CTを使用することを検討した。
方法:第III相試験は放射線療法の前にPET/CTスキャンを受けるか受けないかに男性を無作為に割り付けた。主要エンドポイントは5年無増悪生存期間であった。
結果:54人の男性が参加したが、PET/CTが保険で承認されたため、試験は短縮された。PSMA PET/CTを受けた患者の17%は病期が引き上げられ、より正確な治療計画が可能となった。
結論:試験が突然終了したにもかかわらず、この知見は、PSMA PET/CTスキャンの使用が優れた放射線療法計画を提供できることを示唆している。しかし、この試験は無増悪生存期間への影響を判断するには規模が不十分であった。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.123.267004
PMID: 38664019
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