原題
Safety and Efficacy of Stereotactic Body Radiotherapy for Ultra-Central Thoracic Tumours: A Single Centre Retrospective Review.
背景:本論文では、超中心胸部腫瘍の治療における体幹部定位放射線治療(SBRT)の毒性と有効性を評価する。
方法:2009年から2019年の間に著者らの施設でSBRTで治療された患者について後ろ向きレビューを行った。目標は、有害事象、進行、および生存をエンドポイントとして、均一な用量分布を作成することであった。
結果:SBRTは154人の患者に投与され、3年間の重度毒性の割合は9.4%であった。最も一般的な重度毒性は肺臓炎であった。重度毒性の予測因子には標的容積の増加が含まれていた。局所失敗率は14%であり、若年であること、食道との重複が多いことがこの転帰を予測していた。生存率は8.8~44ヵ月であった。
結論:均一に処方されたSBRTは、超中心胸部腫瘍において比較的低い重度の毒性および失敗率をもたらし、有害転帰に対する特異的な予測因子が同定された。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.04.009
PMID: 38621607
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