レジリエントパート2:再発小細胞肺癌の成人を対象としたリポソーム化イリノテカンとトポテカンの無作為化非盲検第III相試験。

原題
RESILIENT Part 2: A Randomized, Open-Label Phase III Study of Liposomal Irinotecan Versus Topotecan in Adults With Relapsed Small Cell Lung Cancer.
背景:RESILIENT試験は小細胞肺がん(SCLC)患者のセカンドライン治療としてリポソーム化イリノテカンとトポテカンを比較した。

方法:第一選択のプラチナベースの化学療法後に進行したSCLC患者を無作為にリポソーム化イリノテカンまたはトポテカンに割り当てた。生存率と副作用をモニターした。

結果:リポソーム化イリノテカンは、トポテカンと比較して同等の全生存率および無増悪生存率を示したが、客観的奏効率はより高かった。トポテカンを投与された患者の方が、治療中に発現した重度の有害事象を経験した患者が多かった。

リポソーム化イリノテカンは同等の生存率と良好な安全性プロフィールを示し,SCLC患者に対する第二選択治療の可能性を示唆した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02110
PMID: 38648575

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