RECIP 1.0は転移性去勢抵抗性前立腺癌患者における[(177)Lu]Lu-PSMA放射性医薬品療法後の無増悪生存期間を予測する。

原題
RECIP 1.0 Predicts Progression-Free Survival After [(177)Lu]Lu-PSMA Radiopharmaceutical Therapy in Patients with Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer.
背景:本論文では、PSMA PET/CT画像を用いて転移性前立腺癌治療における有効性を評価するRECIP 1.0システムの能力を調査した。

方法:転移性去勢抵抗性前立腺ガンに対して放射性医薬品治療を受けた後ろ向き研究対患者。これには、視覚的RECIPC 1.0のPSMA PET/CT画像評価が含まれ、PSA無増悪生存期間(PSA-PFS)との関連性が判定された。

結果:対象とした124人の患者のうち、完全奏効を示した患者はおらず、疾患が進行した患者ではPSA-PFSが有意に短かった。RECIPPD患者のPSA-PFS中央値は、非RECIPPD患者の半分であった。

結論:RECIP 1.0を利用したPSMA PET/CTはPSA-PFSを予測でき、早期前立腺癌における薬効評価に有用であることが証明された。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.123.267234
PMID: 38637143

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