原題
A multicentric randomized controlled phase III trial of adaptive and 18F-FDG-PET-guided dose-redistribution in locally advanced head and neck squamous cell carcinoma (ARTFORCE).
背景:多施設第III相試験は、FDG-PETガイド下の用量増加を用いてLAHNSCC患者の局所制御を強化し、用量再分布とスケジュールされた適応戦略で毒性を最小にすることを目的とした。
方法:患者を10番目の分画で適応した用量分布(rRT)または従来の治療(cRT)のいずれかを受けるように無作為に割り付けた。主要パラメータには、2年間の局所制御および毒性が含まれた。
結果:rRTとcRTの2年局所制御率は類似しており、統計的に有意ではなく、毒性率も類似していた。しかし、rRTはN0-1疾患および中咽頭がん患者の制御を有意に改善した。
結論:FDG-PETガイド下の線量増加を伴う適応的再分布放射線療法は、特定の患者サブグループにおける局所制御のみを改善したが、同様の毒性を示した。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110281
PMID: 38636708
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