原題
Safety and Efficacy of Para-Aminohippurate Coinfusion for Renal Protection During Peptide Receptor Radiotherapy in Patients with Neuroendocrine Tumors.
背景:本論文では、従来から腎血流量の測定に用いられてきたPAHを用いて、腎におけるLu-DOTATOCの取り込みを減少させ、神経内分泌腫瘍に対するペプチド受容体放射線療法中の生物学的利用能を改善する方法について検討した。
方法:胃腸膵神経内分泌腫瘍の12人の患者は、PAHまたはアルギニン-リジンcoinfusionsのいずれかによる33の治療サイクルでLu-DOTATOCを投与された。腎臓および骨髄の吸収線量推定を実施した。
結果:血清塩化物およびりん酸レベルの有意な増加は、PAHではなくAA、coinfusions中に生じた。PAHはAAと同様の腎臓及び骨髄吸収線量係数を示した。
結論:PAHは放射線治療中の腎保護のためのアミノ酸の有望な代替物であると思われるが、種々の血しょう濃度での安全性プロフィールと放射線線量測定を決定するために更なる研究が必要である。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.123.266619
PMID: 38637142
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