原題
Timing of Radiotherapy (RT) After Radical Prostatectomy (RP): Long-term outcomes in the RADICALS-RT trial [NCT00541047].
背景:RADICALS-RT試験は,前立腺癌に対する根治的前立腺切除術後の放射線治療(RT)のタイミングを評価し,早期の「アジュバント」RTとPSAレベルの上昇時の遅延「サルベージ」RTを比較した。
方法:再発リスクの高い合計1,396人の患者を無作為にアジュバントまたはサルベージRTを受けるように割り当てた。主要な結果は、遠隔転移がないことであった。
結果:結果は2群間で遠隔転移においてほとんど差を示さなかったが,アジュバントRTは泌尿器および腸症状の悪化と関連していた。
結論:根治的前立腺摘除術後のアジュバントRTは尿路および腸管合併症を増加させたが、疾患コントロールを有意に改善しなかった。したがって、PSA値の上昇時のサルベージ放射線療法を標準アプローチとすべきである。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2024.03.010
PMID: 38583574
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