原題
Electronic Patient-Reported Outcome-Based Symptom Management Versus Usual Care After Lung Cancer Surgery: Long-Term Results of a Multicenter, Randomized, Controlled Trial.
背景:本研究は、肺癌手術後の電子的自己報告アウトカム(ePRO)ベースの症状管理による症状コントロールの改善を示した以前の研究に基づいている。
方法:112人の患者を、肺癌手術後にePROベースの症状管理または通常のケアのいずれかを受けるように無作為に割り付けた。この縦断的研究では、報告された症状を退院後1年まで追跡した。
結果:ePRO群の患者は、退院後1ヶ月から12ヶ月の間、一貫して症状閾値イベントが少なく、身体的および感情的干渉のスコアが低かったと報告した。
結論:長期追跡データから、肺癌手術後のePROベースの症状管理は、症状の負担を軽減し、機能状態を改善することが明らかになった。したがって、ePROを標準治療に統合することを支持している。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.01854
PMID: 38574304
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