原題
Efficacy and toxicity of photon, proton, and carbon ion radiotherapy in the treatment of intracranial solitary fibrous tumor/hemangiopericytoma.
背景:中枢神経系の孤立性線維性腫よう(SFT)の治療には明確な基準がなく,放射線療法と再放射線療法の有効性に関する研究を促している。
方法:2000年から2020年の間にハイデルベルグ大学病院で放射線療法を受けた頭蓋内SFT患者を後ろ向きに分析した。異なる放射線療法法の効果を一次群(初回診断)と再照射群(再発)で比較した。
結果:放射線療法は、一次治療と再照射の両方の症例で有用な奏効率を示し、粒子線治療と高線量(≧60 Gy)は再発率が低いことを示した。女性は腫瘍再発のリスクが高い。
結論:データは放射線療法,特に粒子線治療と高線量が有効なSFT治療であり,良好な無増悪生存率を有することを示唆した。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02434-5
PMID: 38553768
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