患者が報告した嚥下転帰に対する喉頭の小領域の放射線量感受性。

原題
Radiation Dose Sensitivity of Subregions of the Larynx to Patient-Reported Swallowing Outcomes.
頭頚部癌患者における喉頭の種々の小領域への放射線量とえん下障害との間の相関を検討した。

方法:136人の治療された患者を、嚥下スコアを決定するために生活の質アンケートを用いて評価した。5つの喉頭小領域の線量測定指標を検討し、単変量および多変量ロジスティック回帰を用いて臨床変数との相関を同定した。

結果:単変量解析では、片側リンパ節照射、同時化学療法、および手術が嚥下困難の有意な予測因子であった。喉頭蓋は最も感受性の高い小領域として同定され、最大線量が最も影響が大きかった。

結論:結果は,喉頭蓋への平均及び最大線量の減少がえん下困難を減少させることを示唆し,治療計画における注意深い喉頭蓋線量評価の必要性を強調した。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101458
PMID: 38550375

コメント

タイトルとURLをコピーしました