原題
Development and validation of a novel model to predict recurrence-free survival and melanoma-specific survival after sentinel lymph node biopsy in patients with melanoma: an international, retrospective, multicentre analysis.
背景:米国癌合同委員会によって定義された現在の病期は、高リスク黒色腫の転帰に矛盾を示しており、黒色腫患者の正確な病期分類と個別化された予測の必要性を強調している。
方法:ヨーロッパの4つのメラノーマセンターからのデータを用いて、性別、年齢、潰瘍形成などのいくつかの因子に基づいて患者の5年生存率を予測する予後モデルとノモグラムを作成し、このモデルをオーストラリアのメラノーマ研究所からの患者の別のコホートで検証した。
結果:6つの予後因子を含む提案したモデルは、実際の結果と良好な相関を示し、無再発生存率とメラノーマ特異的生存率の両方に対して高い予測精度を示した。
結論:予測モデルとノモグラムは、高リスクメラノーマ患者の臨床的意思決定に極めて重要である患者特異的リスクの予測に成功した。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00076-7
PMID: 38547894
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