ホルモン受容体陽性、HER 2陰性の進行乳癌女性におけるGedatolisibとpalbociclibおよび内分泌療法の併用:非盲検第1b相試験の用量拡大群の結果。

原題
Gedatolisib in combination with palbociclib and endocrine therapy in women with hormone receptor-positive, HER2-negative advanced breast cancer: results from the dose expansion groups of an open-label, phase 1b study.
背景:本研究は、ホルモン受容体陽性、HER 2陰性の進行乳癌に対する内分泌療法およびCDK4/6阻害薬と併用した、汎PI 3 K-mTOR阻害薬であるゲダトリシブの有効性を評価することを目的とした。
方法:多施設非盲検第1b相試験では、米国の17施設から103人の女性患者を登録し、治療経験に基づいて4群に分けた。治療は標準用量で実施された。
結果:9〜16か月の追跡期間中央値で、第一選択参加者の85%に客観的反応が見られた。一般的な高度の副作用には、好中球減少、口内炎、発疹、高血糖などがあった。9人の参加者が有害事象のために中止した。
結論:パルボシクリブと内分泌療法を併用したゲダトリシブは、標準治療と比較して有望な結果と信頼できる安全性プロファイルを示した。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00034-2
PMID: 38547892

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