原題
Tumor mutational burden for the prediction of PD-(L)1 blockade efficacy in cancer: challenges and opportunities.
背景:腫瘍のゲノムにおける突然変異の数を示す腫瘍突然変異負荷(TMB)は、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)に対する反応を予測する。高いTMBは、PD-(L)1療法による転帰の改善を示す。それは、ペムブロリズマブ使用のための診断薬としてFDAに承認されている。
方法:免疫療法の結果を予測する際のTMBの限界と、その臨床使用を強化する方法についてのレビュー。
結果:複数の因子が免疫療法の有効性バイオマーカーとしてのTMBを制限している。
結論:可能性はあるものの、免疫療法反応予測におけるTMBの利用は限られている。その臨床使用を最適化するための戦略は、より広範な議論と実施を必要とする。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2024.03.007
PMID: 38537779
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