切除された鼻腔および副鼻腔粘膜黒色腫における術後補助放射線療法の有効性と安全性:複合解析。

原題
Efficacy and safety of postoperative adjuvant radiotherapy in resected nasal cavity and paranasal sinus mucosal melanoma: A Combined Analysis.
背景:鼻腔および副鼻腔(NPMM)の粘膜メラノーマは非常に攻撃的な病気であり,術後放射線療法の有効性が問題となっている。

方法:NPMMの300人の患者を無再発生存率を研究するために群に分け,一方は手術のみを受け,他方は術後放射線療法を受けた。

結果:放射線治療を受けた患者の無再発生存期間(15.2カ月)は、手術のみを受けた患者(9.8カ月)と比較して長かった。さらに、放射線治療はステージIVAのNPMM患者の再発を顕著に減少させた。

以上より,術後放射線治療はNPMMの局所制御に有効であることが示唆された。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.03.021
PMID: 38522768

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