原題
Radiation therapy for retroperitoneal sarcoma: practice patterns in North America.
背景:後腹膜肉腫(RPS)治療における手術への追加としての放射線治療(RT)の役割は議論されている。本研究は、全国データにおけるRPSに対するRTの使用を調査することを目的とした。
方法:本研究では、2004~2017年にRPS切除術を受けたNational Cancer Databaseの患者におけるRT使用の傾向を調査した。
結果:切除を受けた7,485人の患者のうち、24.3%がRTを受けた。RTの使用は毎年1%未満減少した。症例数の多い施設およびより大きな腫瘍はネオアジュバントRTの使用と相関していたが、脂肪肉腫はアジュバントRTの使用を示した。しかし、手術にRTを追加しても生存率に有意な影響はなかった。
結論:米国におけるRPSに対するRTの使用は減少しており、ネオアジュバントRTに移行しており、多くの患者が依然としてアジュバントRTを主に症例数の少ない病院で受けている。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02407-8
PMID: 38491404
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