浸潤性小葉乳癌の画像診断における(18)F-FDG PET/CTの代替法としての(68)Ga-FAPI PET/CT。

原題
(68)Ga-FAPI PET/CT as an Alternative to (18)F-FDG PET/CT in the Imaging of Invasive Lobular Breast Carcinoma.
背景:乳癌の浸潤小葉癌(ILC)サブタイプの正確な病期分類は極めて重要である。本研究では、ILCに対するGa線維芽細胞活性化蛋白質阻害剤(FAPI)PET/CT病期分類の使用について検討した。

方法:この研究では、原発性ILCと診断された23人の女性の後ろ向き分析を利用し、すべての病変部位にわたるGa-FAPI PET/CTおよびF-FDG PET/CTを参照標準と比較した。

結果:Ga-FAPI PET/CTはF-FDG PET/CTより優れており、より高い腫瘍活性を示し、リンパ節転移を含む追加の癌病巣、および骨や肝臓のようなより離れた病変を同定した。

結論:Ga-FAPI PET/CTは原発性腫ようや遠隔転移を含むILCのより効果的な検出を提供し、将来の研究における代替画像化法としての大きな可能性を示唆した。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.123.266798
PMID: 38485276

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