リンパ節分布に基づく口腔/中咽頭扁平上皮がん患者における根治的放射線療法のための頸部臨床標的体積の描写に関する提案。

原題
Proposals for the delineation of neck clinical target volume for definitive Radiation therapy in patients with oral/ oropharyngeal squamous cell cancer based on lymph node distribution.
背景:口腔/口腔咽頭へん平上皮癌(OSCC/OPSCC)のリンパ節転移(LNM)分布を決定し,カスタム臨床標的体積(CTV)境界を提案した。

方法:OSCC/OPSCCが確認された531人の患者を検査し、病変縁から正中線までの距離に基づいて層別化した。CTVの修正を提案するために、リンパ節(LN)分布をチャート化し、分析し、既存の標準ガイドラインと比較した。

結果:若年の男性喫煙者はLNMに対してより大きな傾向を示した。転移の特異的パターンが観察された。これらの結果に基づいて、現在のCTVガイドラインに対して6つの修正が提案された。

結論:これらの知見は、OSCC/OPSCCにおけるLN拡散パターンの最初の記述の今回のとなり、放射線照射の副作用を最小限に抑えるのに役立つ修正CTVを提案した。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110225
PMID: 38490491

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