原題
Very accelerated partial breast irradiation in 1 or 2 days: Late toxicity and early oncological outcome of the GEC-ESTRO VAPBI cohort.
背景:本研究は,低リスク乳癌治療における超加速部分胸部照射(VAPBI)後の遅発性副作用を評価することを目的とした。
方法:1件の後ろ向き多施設研究では、腫瘤摘出術に続いてマルチカテーテル間質小線源治療によるVAPBIを受けた低リスクの乳癌患者を観察した。局所再発、遠隔転移再発、および生存率とともに、晩期毒性の発生が主な焦点であった。
結果:研究された516人の患者のうち、32.6%が221件の遅発性毒性イベントを経験した。グレード2および3の毒性はそれぞれ7.2%および0.6%の割合で発生し、治療日数の短さと長さとの間に差はなかった。より大きな臨床標的体積および用量の割合はより高い毒性を予測した。
結論:VAPBIは、数日間にわたっても、その許容可能な毒性プロファイルと局所制御の促進により、低リスクの乳癌処理に有望な方法である。これらの知見を確認するためにはさらなる研究が必要である。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110217
PMID: 38460552
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