食道癌、胃癌、結腸癌、直腸癌、肝癌、膵癌、肺癌および卵巣癌の患者における放射線療法の使用:国際がんベンチマークパートナーシップ(ICBP)の集団ベースの研究。

原題
Use of radiotherapy in patients with oesophageal, stomach, colon, rectal, liver, pancreatic, lung, and ovarian cancer: an International Cancer Benchmarking Partnership (ICBP) population-based study.
背景:異なる国の間の放射線治療の使用の違いに関する知識が不足している。本研究は、これらの違いを分析することを目的としている。
方法:ノルウェー、英国、カナダ、およびオーストラリアからデータを得た集団ベースの研究。8種類の癌と診断され、他の原発性癌の診断を受けていない15~99歳の癌患者を対象とした。データは放射線療法の利用とその開始時期を検討した。
結果:本研究では、異なる管轄区域間で放射線療法の使用および開始時間に有意なばらつきがあることが明らかになった。また、高齢患者および女性は放射線療法を使用する可能性が低かった。
結論:放射線療法の使用と開始時間の有意な変動は、患者の転帰を効果的に改善することを目的として、これらの背後にある理由を理解するためのさらなる研究を必要とする。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00032-9
PMID: 38423049
Open Access

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