切除されたIIB期またはIIC期黒色腫における補助療法としてのペムブロリズマブとプラセボの比較:第III相KEYNOTE-716試験における無遠隔転移生存期間の最終解析。

原題
Pembrolizumab Versus Placebo as Adjuvant Therapy in Resected Stage IIB or IIC Melanoma: Final Analysis of Distant Metastasis-Free Survival in the Phase III KEYNOTE-716 Study.
背景:KEYNOTE-716研究は,Pembrolizumab治療がステージIIBまたはIIC黒色腫を切除した患者の無再発生存(RFS)および無遠隔転移生存(DMFS)を改善することを明らかにした。

方法:976人の患者をペムブロリズマブまたはプラセボを投与する群に無作為に割り付けた。DMFSおよびRFSに対する治療の効果を39.4ヵ月間にわたって評価した。

結果:36ヵ月時点のDMFSはペムブロリズマブ群で84.4%、プラセボ群で74.7%であった。同様に、36ヵ月時点のRFSはペムブロリズマブ群で76.2%、プラセボ群で63.4%であった。

結論:これらの結果は,Pembrolizumabアジュバント療法が,切除したステージIIBまたはIICメラノーマの管理に有効であり,プラセボと比較してDMFSとRFS率の有意な改善を示した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02355
PMID: 38452313

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