原題
Less than whole uterus irradiation for patients with locally advanced cervical cancer.
背景:強度変調放射線治療(IMRT)による子宮頚癌の治療における全子宮照射の必要性は議論の余地があり、低線量照射後の患者の転帰に関するこの研究を促進した。
方法:本研究では、2010年から2022年の間に同時化学放射線療法、IMRTおよび小線源治療で治療された109人の子宮頚癌患者を分析した。局所、領域、および遠隔再発への影響と、計画標的容積(PTV)への子宮内封入に基づく臓器への影響を検討した。
結果:局所再発の累積発生率は4.2%であった。PTVに含まれる子宮の75%未満の患者は、有意に低い腸管線量を示した。
結論:子宮頚癌に対するIMRTに子宮を完全に含めても局所制御はあまり強化されないようであり、子宮部分照射は腸管線量および潜在的な治療関連毒性を低下させるための実行可能な選択肢となっている。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110199
PMID: 38438017
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