原題
First-in-Human Safety, Imaging, and Dosimetry of a Carbonic Anhydrase IX-Targeting Peptide, [(68)Ga]Ga-DPI-4452, in Patients with Clear Cell Renal Cell Carcinoma.
背景:本研究では、炭酸アンヒドラーゼIX発現腫瘍を治療するために開発された放射性標識ペプチドである[Ga]Ga-DPI-4452の画像特性、線量測定、薬物動態、および安全性を評価する。
方法:3人の明細胞腎細胞癌患者に[Ga]Ga-DPI-4452を投与し,連続全身PET/CTイメージングを行った。
結果:全例が投与後15分から4時間の間に腫瘍の取り込みを示した。腎臓、肝臓、骨髄では低い活性が観察された。[Ga]Ga-DPI-4452は血液および尿から速やかに排泄され、36病変にわたって有意な毒性は認められなかった。
結論:[Ga]Ga-DPI-4452は、例外的な腫瘍取り込み、高い腫瘍対バックグラウンド比、および有意な有害事象のない有望な結果を示し、診断および患者選択への応用の可能性を示唆した。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.123.267175
PMID: 38388517
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