再発進行非小細胞肺癌(NSCLC)に対する体幹部定位放射線治療(SBRT)による胸部再照射。

原題
Thoracic Reirradiation with Stereotactic Body Radiation Therapy (SBRT) for recurrent advanced non-small cell lung cancer (NSCLC).
背景:非小細胞肺癌(NSCLC)は最適以下の局所制御を示し、再発症例に対する定位放射線治療(SBRT)の利用に関する研究を促進した。

方法:2013年から2020年の間に8分割で60 GyのSBRTで治療されたNSCLC患者について、レトロスペクティブなカルテレビューを実施した。局所制御、全生存、および治療関連毒性を含む様々なアウトカムを測定した。

結果:調査した7人の患者のうち、局所制御は57.1%で維持され、28.6%が生存していた。グレード3の毒性が認められたのは1人のみであったが、グレード2の毒性は42.9%に認められた。無病期間の中央値は22.5ヵ月であった。

結論:本研究は、大量再発NSCLCに対するSBRTの安全かつ効果的な適用を検証しており、生活の質を改善する可能性があり、無病期間は約2年である。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2024.02.001
PMID: 38387781

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