早期TNBCにおけるペムブロリズマブによる残存がん負荷によるイベントフリー生存率:KEYNOTE-522からの探索的解析。

原題
Event-free survival by residual cancer burden with pembrolizumab in early-stage TNBC: exploratory analysis from KEYNOTE-522.
背景:KEYNOTE-522試験では、ペムブロリズマブと化学療法を併用して、高リスクの早期トリプルネガティブ乳癌患者の病理学的完全奏効(pCR)とイベントフリー生存率(EFS)を改善した。この研究では、この治療後の残存がん負荷(RCB)をさらに分析する。

方法:1174人の患者を、化学療法と併用したペムブロリズマブまたはプラセボのいずれかのレジメンを受けるように無作為に割り付けた。RCBおよびEFSを治療後に評価した。

結果:ペムブロリズマブを投与された患者は、プラセボと比較して低いRCBカテゴリーに移行した。さらに、ペムブロリズマブ群では、すべてのRCBカテゴリーでEFSイベントが少なかった。

結論:化学療法へのペムブロリズマブの追加は、特にRCBカテゴリー0、1、および2において、より少ないEFSイベントを示し、pCR率の増加およびpCRなしでもEFSの改善におけるその効率を証明した。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2024.02.002
PMID: 38369015

コメント

タイトルとURLをコピーしました