BR CA変異および/またはBR CAらしさを有する再発卵巣がん患者におけるトラベクテジン単剤と医師が選択した化学療法薬の比較:ランダム化第III相試験。

原題
Single-Agent Trabectedin Versus Physician’s Choice Chemotherapy in Patients With Recurrent Ovarian Cancer With BRCA-Mutated and/or BRCAness Phenotype: A Randomized Phase III Trial.
背景:トラベクテジンは再発卵巣腫よう,特に変異及び/又はBR CA表現型を有するものの治療に有効であることが示されている。

方法:第III相非盲検MITO-23試験では、3週間に1回投与されたトラベクテジンを、変異を有する患者またはBR CA表現型を有する患者において、医師が選択した化学療法薬と比較した。

結果:244人の患者から、全生存期間中央値および無増悪生存期間中央値に有意な群間差は認められなかった。トラベクテジンは重度の有害事象の頻度が高いことを示した。

結論:トラベクテジンは全生存期間中央値を改善せず、対照薬と比較して安全プロファイルの悪化と関連していた。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.01225
PMID: 38315944

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