GBMにおけるALA-RDT:再発性膠芽腫患者における5-アミノレブリン酸を用いた放射線力学療法の第I/II相用量漸増試験のプロトコル。

原題
ALA-RDT in GBM: protocol of the phase I/II dose escalation trial of radiodynamic therapy with 5-Aminolevulinic acid in patients with recurrent glioblastoma.
背景:治療の進歩にもかかわらず、膠芽腫患者の予後は依然として不良である。蛍光誘導切除および光力学療法は現在、5-アミノレブリン酸(5-ALA)誘導ポルフィリンを利用しており、電離放射線との併用の可能性を示唆する新たな知見が得られている。

方法:再発膠芽腫患者を対象に、経口5-ALAと放射線療法の併用を含む第I/II相用量漸増試験を開始した。本試験は30名の参加者を募集する予定であり、主要評価項目は5-ALA反復投与の最大耐量の決定であった。

結果:本研究は、安全性をモニタリングしながらRDT分画を徐々に増加させることを目的とした。術前補助療法の効果および関連マーカーを解析する。

結論:本研究は、再発性膠芽腫治療のための放射線増感剤としての5-ALAの最初のヒト評価であり、膠芽腫管理改善のための重要な手段を提供する。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02408-7
PMID: 38254201
Open Access

コメント

タイトルとURLをコピーしました