プラチナ製剤をベースとした化学療法後に進行した転移性尿路上皮がん患者に対するペムブロリズマブと併用したサシトツズマブ・ゴビテカン:TROPHY-U-01コホート3。

原題
Sacituzumab Govitecan in Combination With Pembrolizumab for Patients With Metastatic Urothelial Cancer That Progressed After Platinum-Based Chemotherapy: TROPHY-U-01 Cohort 3.
背景:ペムブロリズマブは転移性尿路上皮癌(mUC)の治療に一般的に使用されている。以前にプラチナベースの化学療法を受けていた患者のmUCを治療するために使用されるFDA加速薬であるサシトツズマブ・ゴビテカン(SG)の有効性と安全性について研究された。

方法:多コホート非盲検第II相試験において、41人の患者が、プラチナ製剤ベースの化学療法後にmUCが進行した後、SGおよびペムブロリズマブで治療された。

結果:客観的奏効率(ORR)は41%、臨床的ベネフィット率(CBR)は46%、奏効期間(DOR)の中央値は11.1ヶ月であった。グレード3以上の治療関連有害事象は患者の61%に発生した。

結論:SGは、ペムブロリズマブと併用した場合、mUC患者において管理可能な毒性プロファイルで有望な結果を示した。さらなる評価が推奨される。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.22.02835
PMID: 38261969

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