原題
Prognostic impact of mismatch repair status in early-stage endometrial cancer treated with adjuvant radiation: a multi-institutional analysis.
背景:この研究は、補助放射線療法を受けているステージI-II類内膜子宮内膜癌(EEC)患者の転帰に及ぼすミスマッチ修復(MMR)状態の影響を評価することを目的としている。
方法:全生存(OS)と無再発生存(RFS)率に焦点を当てて、北米の11施設からの744人のEEC患者について後ろ向き分析を行った。
結果:MMRの状態はRFSと有意に相関しており、MMR欠損はRFSの低下につながった。しかし、OSとの相関は認められなかった。
結論:早期EEC患者では、MMRの状態は無再発生存期間と関連しているが、全生存期間とは関連していないことが明らかになり、MMRの状態に基づいて異なる治療アプローチが有益である可能性が示唆された。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.01.203
PMID: 38253292
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