原題
Multicentric assessment of safety and efficacy of combinatorial adjuvant brain metastasis treatment by intraoperative radiotherapy and immunotherapy.
背景:本研究は、脳転移(BM)を治療するための術中放射線療法(IORT)と免疫チェックポイント阻害薬(ICI)および他の標的療法(TT)との併用の安全性と有効性を評価することを目的としている。
方法:6つの国際IORTセンターからの情報を収集し、分析した。測定したアウトカムには、毒性発現、創離開、放射線壊死、軟髄膜転移、局所制御、遠隔脳進行、および全生存期間が含まれた。
結果:103病変がこのアプローチを用いて治療され、低い有害事象発生率および有望な局所制御率を示した。生存期間中央値は26ヵ月で、1年生存率は74%であったが、治療の早期開始は転帰の改善を示した。
結論:BMに対してIORTとICIおよびTTを併用することは、安全で、効果的で、有望であると思われる。今後のプロスペクティブ試験でこれが確認されるであろう。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.01.009
PMID: 38199383
Open Access
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