原題
Survival After Robotic-assisted Prostatectomy for Localized Prostate Cancer: An Epidemiologic Study.
背景:この研究は,限局性前立腺癌に対して高価であるが一般的な方法であるロボット支援腹腔鏡下前立腺切除術(RALP)が,開腹根治的前立腺切除術(ORP)と比較して生存率を改善するか否かを試験した。
方法:RALPまたはORPのいずれかを受けた癌委員会認定病院の患者を含むコホート試験を実施した。生存率は、単変量および多変量アプローチの両方を用いて分析し、2010年から2011年までのデータをプールした。
結果:37,645人の患者がRALPを受け、12,655人がORPを受けた場合、RALPは生存率の改善と死亡リスクの低下を示した。この5年生存率の改善は、分析全体で一貫していた。
結論:RALPは、限局性前立腺癌の5年総死亡率において、わずかではあるが統計的に有意な改善を示した。この調査結果は、ランダム化比較試験がない場合、この手順の高いコストを保証するものである。
Journal: Ann Surg (CiteScore 2022: 16.2)
DOI: 10.1097/SLA.0000000000003637
PMID: 31663972
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