ストレプトコッカス・サリバリウスK12は悪性頭頸部腫瘍に対して放射線療法を受けている患者の口腔粘膜炎を緩和する:無作為化対照試験。

原題
Streptococcus salivarius K12 Alleviates Oral Mucositis in Patients Undergoing Radiotherapy for Malignant Head and Neck Tumors: A Randomized Controlled Trial.
背景:口腔粘膜炎(OM)は頭頚部癌に対する放射線療法の重大な副作用である。Streptococcus salivarius K12(SsK12)がOMの発症と重症度を軽減できるかどうかを評価するための試験を実施した。
方法:放射線療法を受けている160人の患者にSsK12またはプラセボトローチ剤を1日3回投与し、重症OM(SOM)の発生率と期間を評価した。
結果:SsK12群では、SOMの発生率、発症、および持続期間の有意な低下が観察され、有害事象は最小限であった。
結論:SsK12プロバイオティクスは、放射線療法中のSOMの発生と重症度を効果的に最小限に抑え、それによって良好な安全性と有効性を示した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.00837
PMID: 38215354

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