ホルモン受容体陽性、ヒト上皮増殖因子受容体2陰性、高リスクの早期乳癌に対する補助アベマシクリブと内分泌療法:5年間の有効性アウトカムを含む、事前に計画されたmonarchE全生存期間中間解析の結果。

原題
Adjuvant Abemaciclib Plus Endocrine Therapy for Hormone Receptor-Positive, Human Epidermal Growth Factor Receptor 2-Negative, High-Risk Early Breast Cancer: Results From a Preplanned monarchE Overall Survival Interim Analysis, Including 5-Year Efficacy Outcomes.
背景:本稿では、ホルモン受容体陽性、ヒト上皮成長因子受容体2陰性、リンパ節転移陽性、高リスク早期乳癌(EBC)患者に対する内分泌療法(ET)と併用した抗癌剤であるアベマパリブの長期効果について考察する。

方法:本研究では、事前に規定した全生存期間(OS)中間解析から得られた5年間の有効性の結果を、追跡期間中央値54ヵ月で解析した。

結果:アベマクリマブの有益な効果は持続した。その結果、ET単独を使用した場合と比較して、侵襲的無病生存率(IDFS)および遠隔無再発生存率(DRFS)が経時的に上昇し、新たな安全性の懸念はなかった。

結論:本研究は、ETと併用したアベマシタビンが治療完了後の疾患再発リスクを低下させることを支持しており、高リスクEBC患者に対する治療選択肢としての可能性を示している。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.01994
PMID: 38194616

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