原題
Stereotactic body radiotherapy for primary renal cell carcinoma: a systematic review and practice guideline from the International Society of Stereotactic Radiosurgery (ISRS).
背景:定位放射線治療(SBRT)は、手術を受けることができない患者の腎細胞がんに対する代替治療として用いられている。この方法の有効性と安全性を評価するために系統的レビューが行われた。
方法:約3972の出版物が精査され、822人の患者を含む36の研究が分析のために含まれた。ガイドラインには、臨床的な問題への対処および治療後のフォローアップが含まれていた。
結果:局所制御率は94.1%、5年無増悪生存率は80.5%であった。最適用量が特定され、治療後の生検は不要であると考えられた。
結論:レビューとガイドラインは、原発性腎細胞がんに対する効果的で安全な治療法としてのSBRTの使用を裏付けている。ベストプラクティスを確立するためには、手術と侵襲的アブレーション治療に関するさらなる研究が必要である。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(23)00513-2
PMID: 38181809
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