局所領域リンパ節転移が疑われる新たに診断された前立腺癌患者におけるPSAを標的とした放射線ガイド下骨盤リンパ節郭清:DETECT試験。

原題
Prostate-Specific Membrane Antigen-Targeted Radioguided Pelvic Lymph Node Dissection in Newly Diagnosed Prostate Cancer Patients with a Suspicion of Locoregional Lymph Node Metastases: The DETECT Trial.
背景:前立腺特異的膜抗原(PSMA)を標的とした放射線誘導手術(RGS)は、前立腺癌(PCa)リンパ節転移の検出と除去を改善することを目的としている。

方法:この第I/II相研究は、新たに診断されたPCa患者20名を対象とした。PSMA RGSはIn-PSMA-I&T投与後に実施された。その安全性および実行可能性が主要エンドポイントであり、精度および生化学的再発などの副次的アウトカムがあった。

結果:トレーサに関連した有害事象は報告されなかった。切除された43個の病変のうち、29個が同定され、In-PSMA RGSを介して切除され、28個は転移を含んでいた。さらに、In-PSMA RGSで検出されなかった14個が切除され、2個は転移を含んでいた。

結論:In-PSMA RGSは安全で実行可能な方法であり、PCaを示唆する病変の術中検出に役立ち、同定と除去を改善する可能性がある。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.123.266495
PMID: 38176721

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