中リスクおよび高リスクの限局性前立腺がん(THEPCA)における外照射療法を併用した高線量率小線源治療のタイミング:ランダム化試験。

原題
Timing of High-Dose Rate Brachytherapy with External Beam Radiotherapy in intermediate and high-risk localised Prostate Cancer (THEPCA): a randomised trial.
背景:高線量率小線源治療(HDR-BT)と外照射療法(EBRT)は前立腺癌の治療法として認められているが、泌尿生殖器毒性と消化管毒性の一因となっている。このような処置のタイミングと悪影響は依然として曖昧である。
方法:中リスクおよび高リスクの前立腺癌患者を対象とした単一施設無作為化試験を実施し、EBRT前(A群)と後(B群)のHDR-BT治療を比較した。様々な毒性および生活の質を様々な間隔で評価した。
結果:1群あたり50人の患者では、グレード3または4の毒性は認められなかったが、グレード1の頻尿が最も一般的な副作用であった。異なるタイミングは、毒性または患者の満足度のいずれにも有意差を示さなかった。
結論:HDR-BTおよびEBRTの配列決定は、主要な毒性または患者報告アウトカムに有意な影響を示さなかった。治療は一般に忍容性が高く、治療失敗は両群とも低かった。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.11.011
PMID: 38163520

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