原題
Outcomes of carbon ion radiotherapy compared with segmentectomy for ground glass opacity-dominant early-stage lung cancer.
背景:本研究では、炭素イオン線治療(CIRT)と部分切除を受けたすりガラス陰影(GGO)優位の非小細胞肺癌(NSCLC)患者の治療成績を比較した。
方法:2003年から2012年の間にCIRTで治療された臨床ステージ0/IAの末梢NSCLC症例123例を含む後ろ向き解析を行った。14例のGGO優性症例をCIRT群に選択した。一方、48人の区域切除患者を対照群とした。
結果:CIRT群は高齢で、主に男性であり、努力性肺活量が低かった。5年全生存率は有意差を示したが、疾患特異的生存率はそうではなかった。
結論:CIRTは、手術に適さない、または手術を拒否する早期GGO優位のNSCLC患者に対する代替治療を提供する。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-023-02387-1
PMID: 38110971
Open Access
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