乳癌放射線療法後12年までの肺機能と肺線維症。

原題
Pulmonary Function and Lung Fibrosis up to 12 Years After Breast Cancer Radiotherapy.
背景:本研究では、肺機能に対する乳癌(BC)治療の長期的影響を調査する。
方法:放射線治療を受ける予定の250人のBC患者は、高分解能画像、肺機能検査、および息切れのモニタリングを含む定期的な評価を受けた。
結果:特定の肺測定値は治療後に低下し、肺の拡散能が増加したことを除いて、長期にわたって持続した。変化は受けた治療の種類によって異なっていた。早期の低下は長期的な低下を予測したが、重度の息切れを報告した患者はほとんどおらず、これはこれらの変化または放射性線維症と統計的に関連していなかった。
結論:放射線療法および化学療法は、治療後のいくつかの肺機能測定に影響を及ぼす可能性があるが、患者が報告した息切れまたは長期の放射性線維症には影響を及ぼさない。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.10.026
PMID: 38099884
Open Access

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