原題
Histopathologically confirmed radiation-induced damage of the brain – an in-depth analysis of radiation parameters and spatio-temporal occurrence.
背景:不可逆的な放射線誘発損傷(RID)などの放射線治療の長期的な影響は、腫瘍の進行と区別することが困難な場合がある。本研究では、RIDの空間的および時間的影響を検討する。
方法:本研究では、原発性または二次性中枢神経系悪性腫瘍に対して放射線治療を受けた患者においてRIDが確認された症例のデータを解析した。
結果:研究された33人の患者のうち、高悪性度神経膠腫患者はより低い放射線線量にもかかわらずRIDを発症したが、より高い線量を受けた脳転移患者もRIDを発症し、これは脳全体に見られた。RIDは脳室下帯を含む病変で有意に低かった。
結論:加速過分割放射線療法は神経膠腫患者にRIDを引き起こす可能性があり、脳室下帯は特に脆弱である可能性がある。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-023-02385-3
PMID: 38087368
Open Access
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