原題
Quality of life after definitive treatment for bladder cancer: a systematic review and meta-analysis.
背景:根治的ぼうこう切除術(RC)は筋層浸潤性ぼうこう癌(MIBC)の標準治療であるが、生活の質(QoL)に悪影響を及ぼす。代替法には、同所性新膀胱(ONB)や三者併用療法(TMT)などの尿禁制維持法がある。
方法:非転移性MIBCに対してRCまたはTMTで治療した患者のQoLデータに焦点を当てて、1999年から2021年の間の研究の系統的レビューとメタ解析を行った。
結果:ONBは身体的および情緒的機能において有意な優位性を示した。TMTは、両方のRCアプローチと比較して、より高いグローバルヘルススコア、身体機能、および役割機能の傾向を示した。
結論:限られた直接比較データにもかかわらず、TMTは再建アプローチと比較して有利であり、回腸導管造設な尿路変更術よりもONBによってもたらされる特異的なQoLの利点があるようである。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2023.110038
PMID: 38042498
コメント