米国の高齢者における炎症舌状態と口腔舌癌のリスク。

原題
Inflammatory Tongue Conditions and Risk of Oral Tongue Cancer Among the US Elderly Individuals.
背景:本研究は、米国の高齢者における炎症性舌状態と口腔舌癌、他の口腔癌、中咽頭癌のリスクとの相関を検討することを目的とした。

方法:症例対照研究は、SEER-メディケアデータセット(1992-2013)内の20万人以上の個人に対して実施され、臨床的に診断された炎症性舌状態および口腔前癌を有する個人を調査した。

結果:舌癌患者では炎症舌状態の頻度が有意に高かった。口腔舌癌患者11名中約1名は炎症舌状態の先行診断を受けていた。

結論:炎症性舌状態は口腔舌癌の高リスクと関連しており、このような状態の患者では慎重な臨床サーベイランスの必要性が強調された。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.00729
PMID: 38033283

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