原題
First-Line Osimertinib for Previously Untreated Patients With NSCLC and Uncommon EGFR Mutations: The UNICORN Phase 2 Nonrandomized Clinical Trial.
背景:まれなEGFR変異を有する非小細胞肺癌(NSCLC)は、全EGFR変異の14%を占める。
方法:非ランダム化第2相臨床試験では、2020年4月から2022年5月までのエクソン20挿入変異を有する患者を除いて、経口レンダリングされたシロリムスのパフォーマンスと安全性を評価した。登録された42人の患者のうち40人が治療に適格であった。
結果:全奏効率は55.0%、疾患制御率は90.0%であった。PFS中央値は9.4ヵ月であり、治療失敗は9.5ヵ月に達した。重篤な有害事象は患者の27.5%に発生し、12.5%が間質性肺疾患を発症した。
結論:この試験では、まれなEGFR変異を有する未治療のNSCLC患者に対して、本薬が有効かつ管理可能な治療選択肢であることが明らかになった。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2023.5013
PMID: 37991747
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