原題
Phase II Clinical Trial of Neoadjuvant anti-PD-1 (Toripalimab) Combined with Axitinib in Resectable Mucosal Melanoma.
背景:切除可能な粘膜メラノーマ患者の生存率は低い。以前の研究では、toripalimabとアキシチニブを併用した場合に有益な結果が示されており、これらを術前補助療法として使用する試験が促されている。
方法:単一群第II相試験には、切除可能な粘膜メラノーマを有する29人の患者が登録され、術前にtoripalimabとアキシチニブで8週間治療され、その後、術後44週間toripalimabで治療された。
結果:切除を受けた24人の患者のうち8人が病理学的反応を示し、CD3+およびCD3+CD8+腫瘍浸潤リンパ球が有意に増加した。無イベント生存期間中央値は11.1ヵ月であり、治療関連死は発生しなかった。
結論:axitinibと併用した術前補助toripalimabは、切除可能な粘膜メラノーマ患者において有望な奏効率を示した。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2023.10.793
PMID: 37956739
Open Access
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